梅雨が本当に明けていたのか?
と思いたくなる不思議な天気が
続いていますね。
うちでは、梅雨明け宣言直後に
いつも皆さまにお休み頂く和室の畳を
全部上げて、畳干しをしました。
畳9枚と半畳を一気にやってしまいました。
腰は少し張りましたが、痛くもならず
よくここまで出来る腰になってくれたなあ〜 と
我ながら思いました。
いぐさの香りがとても気持ちよかったです。
私は、勉強が出来た方ではありません。
はっきり言って「嫌い」でした。
考えることは、好きだったので、問題を解くアイデアを色々と
考える数学は好きでした。
でも、解いてしまったら、その解き方を覚えるのが
面倒くさかったので
テストでは、そこそこでしかなかったです。
特に嫌いだったのが、要点をノートにまとめる作業です。
重要なところを書き出し、整理する作業が
とくに苦手でした。
大事なところを蛍光ペンで塗っていくと、教科書のページが
真っ赤になってしまいます。
本当にお勉強の得意な人、信念の強い人は
ノートにまとめたり、蛍光ペンで塗ったりせず
自分が重要と思うところを、ひたすら暗記していくそうです。
実際に覚えたという事実より、まとめる作業をして
勉強した気になることの方が問題なのだそうです。
まあ、どちらにしても、勉強と聞くと、重要な事柄を数多く暗記していく
ということになると思います。
学校の授業でも、予備校でも、「ここ重要だからね!」 と
数多く言われます。
つまり、私たちは、情報を評価する時に
「重要である」ことを探す癖がついている
と言えるのではないでしょうか?
この能力は、もちろん何かを覚えたり、テストで良い成績をとるためには
大いに役立ちます。
しかし、実社会においてはどうでしょうか?
私も何かの自己啓発の文献で読んだのですが
実社会に存在する膨大な情報量のなかで
「重要である」ことを探し続けていたら
その数の多さに、身動きが取れなくなり
重要なことが多すぎるため、結局その情報は価値を失う
ということでした。
放っておいても増えていく、重要なことのなかで、迅速に情報を評価し
有効に使える、真の能力とは
「重要でない」ことを探す習慣なのだと言います。
皆さんの中にも
「あれもやらなくっちゃ! これもやらなくっちゃ!」 とか
「これも大事、あれも大事!」 とか言って
自分を追い込んでいる人、いませんか?
身の回りの全ての出来事、状況、情報に対して、ちゃんと評価をし
まず、自分の幸せと気持ち良さのために、上手に対処していくには
確かに、あれもこれも大事なのでしょうが
その中でも
「重要でないこと」・「重要性の低いもの」を
しっかりと分類しておくことは、大切なのではないでしょうか!?
試しに、車を見て、その中で、「重要でない」ものを見つけてください
と言うと、ほとんどの人は
「いや、全部大事です。」と言います。
では、車のバンパーとエンジンで、重要でないのは、どちらですか?
「大事なもの」、「重要なもの」ばかりを見ていると
物事の優先順位が希薄になってきます。
その中で、本当に一番大切なものを、忘れてしまっては意味がありません!
体調が優れないのに、家事を完璧にやっていたり
あれもこれも大事な用事だからと、飛び回っていませんか?
それは、エンジンが不調なのに、車のバンパーをピカピカに磨いているような
ものかもしれませんよ。
やりたい事、やらなくてはいけない事、を我慢するということではありません。
自分の力、時間、気持よさを集中させるために
やることの優先順位をしっかり決めるということです。
そのために、「重要でない」ことを探す
「重要性の低いもの」を見分ける
そういった習慣をもってはいかがでしょうか。
意外と、その方が、今までより、スッキリと楽に物事が収まって
生活にも体調にも余裕が生まれ、物事もうまく進むのではないかと思います。
あなたが、あなた自身を一番大切にしなければいけませんよ!
絶対にそれだけは、忘れないでください!
そのために、周りの環境や、自分の体をうまくコントロールする必要があるのです。
自分の回りの物事が全て重要で、自分自身が置き去りにならないようにしましょうね。
今月ご紹介する本は、健康にはあまり関係ないのですが
私が、生涯で一番おもしろかった本を挙げるとしたら
必ずこの本を選びます。
何回も、ではないですよ、何十回も読みました。
何百回も笑いました。
そして、心の底からあたたかくなり、癒されました。
私の中では、ダントツ一番です。
私の持っているこの本は、もうよれよれです。
ページの活字も薄くなってきています。
それほど、どこにでも、持っていき、いつも身に付けていた
親友のようなものです。
物語は、スコットランドの片田舎で、獣医をしている著者の日記を
まとめた内容です。
全く見知らぬ土地での話が、妙になつかしく、心癒されます。
登場人物も、動物たちも、みんな素敵で、ユーモアに溢れ
おかしくておかしくて
初め、電車の中で読んでいたのですが
笑いが堪え切れずに吹き出してしまい、恥ずかしくて
もう電車の中では読めませんでした。
分野は違いますが、なんとなく、治療家としての、私のイメージは
この主人公の獣医さん、ヘリオット先生へのあこがれのようなものから
来ているのかもしれません。
もう少し、院の経営が落ち着いてきて、時間が取れるようになったら
原文で読んでみたいという夢をもっています。
それほど、この本のファンなのです。
皆さんも、ぜひ、読んでみてください。
ヘリオット先生奮闘記 上・下
著者 : ジェイムズ・ヘリオット
翻訳 : 大橋 吉之輔
発行元: ハヤカワ文庫
価格 : 上 777円 | 下 735円
※この写真は、わたしの持っている本です。
かなりボロボロですが、親友です。
Dr.ヘリオットのおかしな体験
著者 : ジェイムズ・ヘリオット
翻訳 : 池澤 夏樹
発行元: 集英社文庫
価格 : 680円
8月は、お盆休みは取りません。
通常通り営業しております。
お盆の休みにしか帰ってこないので、その時にしか来れない
という方もいらっしゃいます。
この機会を、どうぞご利用ください。
お盆も過ぎて、人も減った頃だと思うので
れもんを連れて海でも見て来ようかな、と計画しています。
まだ、海には連れて行ったことがないので・・・
たぶん、びびって逃げ回るでしょうね!
また、いい写真が撮れたら載せたいと思います。
そう言えば、最近、海を見ていないなあ〜、と思います。
人は、精神衛生上、定期的に、山とか海に行き
自然の波動に触れた方が良いとされています。
海の持つエネルギー、山の持つエネルギーは、命のエネルギーです。
大自然の大循環の中で、全てを癒す生命力です。
それに、ちょくちょく触れておくのは
とても大切なことなのでしょうね
まだ、1年生の当院では、そんな身分ではないのですが
そのうち「海外研修」という名の旅行に出かけるかもしれません。
その時は、ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします(^^;