湿潤療法とは

湿潤療法とは

自然治癒力とはどのようなもので、どんな働きをしているのかを書いています。

自然治癒力のすごさ!! 湿潤療法とは

シロハ便り第19号 2010 年8月

 

湿潤療法とは

 

とにかく焼けるように暑い夏ですね。

 

暑さに強い僕としても

 

ここまで暑い夏は
あまり記憶にありません。

 

といっても、普段はクーラーの効いた
部屋で施術をさせて頂いておりますので

 

外回りの重労働をしていた時期とは
比べようがありませんが・・・

 

水分とミネラルが不足しないように
くれぐれもご注意ください。

 

 

自然治癒力のすごさ!! 湿潤療法とは

 

[擦り傷] ブログ村キーワード
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擦り傷(擦過傷)や熱傷(やけど)などの治療法で
湿潤療法というのを耳にしました。

 

これは、うるおい療法とか閉鎖療法とも呼ばれていて
傷を消?したり乾かしたりせず

 

常に湿った状態に保ちながら身体の本来の
自然治癒力を生かして直していく療法です。

 

 

 

具体的にやることは

 

@ 消?はしない、水であらうだけ。

 

(消?によって菌が死ぬのは、消?をした一瞬だけで…
殆ど意味がないといわれています)

 

 

A ガーゼで傷を覆うことはしない、専用の被覆材をつかう。

 

(家庭用にはワセリンを使う)

 

 

B 乾燥させない、かさぶたをつくらない。

 

湿った状態を保ち定期的に被覆材を交換するだけ。

 

 

 

この療法のメリットは

 

@ 痛みが少ない。

 

ガーゼ交換や消?の時は痛いですが、その必要がないため。

 

 

A 治りが早い。

 

B きれいに治る。

 

 

傷の表面ににじみ出てくる液体がありますが

 

その液体の中に傷口を治癒させていく大切な
細胞成長因子が含まれています。

 

ガーゼを当てたり消?液を付けることは

 

その傷口の治りかけている細胞を損傷させ
細胞成長因子を取り除くことになってしまいます。

 

 

皮膚の欠けたところは表皮細胞が再生することによって
治っていきますが

 

表皮細胞は傷口からにじみ出てくる液体の中を
移動して増殖していくそうです。

 

 

つまり、傷を早くきれいに治すのであれば

 

傷口から出てくる液体をフルに使い
細胞の再生と成長を促すことが大切である

 

ということです。

 

 

そのために、傷口が乾かないように
常に湿った状態にさせておく療法が生まれました。

 

 

デメリットとしては、この傷口の液体には
タンパク質が豊富に含まれているので

 

細菌が繁殖しやすく毎日よく水で洗うなど
衛生面での配慮が必要です。

 

また、化膿している状態の傷口には使えません。

 

 

傷口が大きい場合は
もちろん専門医による治療と観察を要しますが

 

範囲の広い火傷などの場合は
火傷あとが残りにくく

 

きれいに治る可能性が高くなります。

 

 

病院に行くほどでもないような転んだ時の

 

擦り傷や切り傷、火傷などを湿潤療法で治療する場合は

 

よく水で傷口を洗ったあと、傷口に白色ワセリン(薬局で200円〜300円くらいで売っています)
を軽く塗ってから食品用ラップ(サランラップなど)を当てて

 

医療用の紙絆創膏などを貼り固定します。

 

その時ラップに小さな空気穴を空けておくといいです。

 

 

小さな傷にはラップとか面倒なのでバンドエイドのキズパワーパッドを
使うと同じ効果になります。

 

毎日同じように水洗いとラップを繰り返して
傷の治りを待つことが大切です。

 

いざという時には試してみてください。

 

参考に「白色ワセリン」と「キズパワーパッド」です。

 

 

 

 

レジーナの森

 

[レジーナの森] ブログ村キーワード

 

れもんを連れて福島県の白河リゾート「レジーナの森」に行ってきました。

 

湿潤療法とは

 

羽鳥湖の周りをコテージが立ち並び
レストランや温泉施設があります。

 

湖の半分は釣りをする人用で
半分はカヌーが乗れるスペースです。

 

 

 

 

湿潤療法とは

 

 

 

水の怖いれもんちゃんは
案の定、ビビリまくりでした((+_+))

 

 

 

 

 

湿潤療法とは

 

 

 

お昼はランチバイキングです

 

涼しいテラスで地元の旬な
ものをおいしく頂きました。

 

 

 

 

今月のおすすめ本

 

「読書のすすめ」という本屋さんの店長さん

 

最近よくメディアで
「本のソムリエ」として紹介されています。

 

 

その店長さんがおすすめしていた中から
一冊えらんでみました。

 

どんなことがあっても

 

「いいからいいから」

 

と口癖のように言うおじいちゃんのお話です。

 

怒っていても何もいいことはないと
気づかせてくれる本です。

 

湿潤療法とは


 

 

 

 

題名 「いいからいいから」
著者 長谷川義史
発行元 絵本館
価格 1,260円(税込)

 

 

 

あとがき

 

今年の猛暑はすさまじいです。

 

特に、身体の中に熱が籠ってしまう
熱中症は危険です。

 

家の中でも室温35度以上、湿度70%以上は
熱中症の危険領域ですので

 

エアコンを使うなど充分注意してください。

 

台所、トイレ、お風呂が
特に危険度の高い場所になります。

 

 

暑さの感じ方も人それぞれですから
自分の体調をよく把握して変化を見逃さないように

 

気を付けてくださいね(^_^;)

 

 

 

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