8月は酷暑に加えて台風が9個も発生し、異常気象が顕著になって現れました。気象庁の発表する気温も計測する場所で違うので、
普段生活している場所ではそれ以上の気温になっていると思います。
のきなみ体温を超える気温が続いたということになり、熱中症というより生命維持が大変なほど、苛酷な環境だったと言えると思います。
体が暑さに慣れてくると感覚が鈍くなって、体の異変に気付きにくくなることがありますので、早目早目の対策をするようにしてください。
9月も残暑とはいえ、油断できませんので充分に気を付けてくださいね。
もはやアニメの世界が現実に! リハビリなどで使われているサイボーグ型ロボット”ハル”がすごいです。ハルはアルファベットで表記されていますが、コピーライトがついているので面倒なので”ハル” と書いておきます。
このハルは、脳卒中などで脳の神経が麻痺し、歩行が困難になったり、手足に障害が出た時のリハビリ用として医療の現場ですでに使われています。歩行が困難な人の場合は、障害の出ている方の足にハルを装着し、歩く動作を補助します。 その仕組みは、脳が動かそうとする信号をセンサーで読み取り、その動作をハルが行うことで歩行を補助するというものです。
筋肉は脳からの電気信号が届かなければ動きません。 脳の神経系に問題が起きると脳の出す信号が筋肉に届かなくなるので、動かせないところができてしまいます。
これをハルが補助し、脳の信号を読み取り、筋肉に信号が届かなくてもハルがその動きを体にさせることで、事実上筋肉が動いたことになります。すると、脳に、筋肉が指示通りに動いたという信号が返されます。
これを繰り返すことで、脳と神経と筋肉の関連性が高まり、問題があり本来の10%くらいしか神経系の伝達ができていない人でも、その10%の神経系をさらに効率よく使うことや、別の神経系が活性化され代用してくれるようになり、次第に自立して動かせるようになるというリハビリ方法です。
このシステムは、神経系に問題があり障害が出た時には、非常に有効なすばらしいリハビリ方法だと思います。実際にかなりの成果も出ているようです。
また、足が動きにくく歩行が困難な場合は、いち早くこのリハビリを行うことで、かなりの機能回復が望めるということが実証されてきています。
一方、足の筋肉を動かすリハビリは比較的効果がでやすいのですが、腕や手が麻痺した場合は足よりも回復が困難で、手の動きは足よりも繊細で細かいので、従来のリハビリでは効果が出にくいものでした。
この場合でも、腕と手(指)に装着するタイプのハルも開発されており、本格的な実用化に向けて臨床実験中のようです。
障害の出ている手足の動作を補助することができるハルですが、健常者が使うと自分の持つ力よりも大きい力を出すこともできます。重い物を持つ重労働の仕事や介護の現場でも、いつもの作業をハルの補助によって軽くすることができ、腰痛予防などの対策として期待されています。
災害現場などでは、ハルのシステムを搭載した全身装着型のスーツが開発されており、チタンと強化プラスチックでできた全身フレームと放射線を通さないジャケットに内部の温度を下げる冷却装置などを装備しています。 約1分で着脱でき、全天候対応で活動が可能という、もはや見た目もロボコップか仮面ライダーのようで、かっこいいです。
筋肉を動かす脳の電気信号と神経の関係が研究され、様々な分野で活用されることはすばらしいと思います。さらに進化し、もっと多くの分野で助けになる技術が生まれることを期待したいですね。
そのついででもよいので、脳の信号が弱くなる原因として、脊髄の神経圧迫が医学的にも見直される日が来るといいなあと思います。
筋力の低下は、筋肉の衰えを謳う前に脳からの電力低下を見ることが、全ての医療関係者やスポーツの分野で認知されたなら、どれほど無駄な怪我やリハビリや薬や時間が減少することか。 どれほど健康寿命が延びることか。
いつの日か、脳が制御している全身の生命活動にかかわる電気系統が、全て明らかになり、それをAIで完全にコントロールできるようになったら、本当のサイボーグや完全な人型ロボット(アトムみたいな)が誕生するでしょうね。
それと同時に、人の健康に関して、脳の電気を意図的に制御して、新たな治療方法が開発されるかもしれないと密かに期待しています。
血管の詰まりを改善し、高血圧の予防になり、強い抗酸化作用で活性酸素を抑える効果があるとして注目を集めているカカオポリフェノールが最近ブームになり、カカオ70%配合のチョコレートがバカ売れしています。
まあ、いいことは認めますが同時に砂糖の摂りすぎには注意が必要なので、摂取量には気を付けましょう。1日に摂取してよい量のおおよその目安は25gくらいで、板チョコの3分の1くらいです。
チョコを食べてもいいのですが、カカオといえば日本のチョコの消費量は年間28万トンくらいで世界第6位に位置し、日本に輸入されるカカオの約7割はガーナ産のものです。
そのガーナを含め、西アフリカのカカオ生産における児童労働が問題になっており、小規模の家族経営では小さな子供も労働力として扱われ、学校に1度も行っていない子も大勢います。 また、人身売買によって子供が取引されており、奴隷労働者として各地から集められている実態も未だに改善していません。
塩分を多くとる国でもガーナでは高血圧の人が少ないと、テレビでカカオポリフェノールが高血圧に効果があるように取り上げていましたが、カカオ生産地の子供たちは一度もチョコなど口にできないくらい貧困です。
このような現状に、消費国や欧米諸国の政府機関や国際協力NGOなどが様々な取り組みを行っていますが、日本ではまだまだ認識が薄くほぼ無関心でチョコを食べています。
健康に良いというだけでなく、ガーナの子供たちのことも少しだけでも考えて、チョコを食べてみてください。商品を購入するとその一部がガーナ支援のための寄付金になるものがあります。
詳しくは、国際協力NGO『ACE(エース)』のホームページをご覧ください。 チョコも販売しています。 その中で、カカオ70%のチョコをご紹介します。
スマイルカカオダークチョコレート
(フェアトレード)1kg
3,240円
<認定NPO法人ACEの活動支援地域で採れた
100%チャイルドレイバーフリー(児童労働なし)
カカオを使用したチョコレート>
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