4月はれもんちゃんの誕生日が来ます。もう8歳になります。
最近運動量は減ってきたのでちょっと太り気味お散歩がんばらないといけませんね。
みーと一緒にお散歩いくようになってから、あまり長い距離のお散歩はしなくなっていたので、空いた時間にれもんだけ連れてもう少しお散歩を増やさないといけないと思っています。
5 月には恒例の福島への旅行に行きます。5 月19 日(火)〜21 日(木)までお休みさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。
わりと大きな川に架かっている片側2 車線の大きな橋があったとします。ある日大きな地震があり、その橋の道路に数か所の陥没が出来、無数の亀裂が入り、橋桁の一部が崩れてしまいました。・・・さあ、どうする?
仕事に行くのにこの橋を渡らなければならない人も、この状況を見てあきらめて引き返します。しかし、次の日も同じように出勤しようとしてこの橋まできて、通行止めになっているこの状況を見て、工事関係者の人に向って『なんでまだ通れないんですか?』と聞いている人がいたら、あなたはどう思いますか?
一方、橋の修復にあたる関係者の方は、まずはじめにやることは、被害状況を正確に把握することです。間違っても、この橋の衛星写真で現場確認をすませてお終いなんてことはありません。ちゃんと現場へ行って、目視からはじまり、測量計などの機器を使い、水平が歪んでないかとか、非破壊検査等で鉄筋コンクリートの中の鉄筋が切れてないか、歪んでないか、内部のコンクリートが破砕されてないかなど、目視できない部分にまで、徹底的に調べるでしょう。
この橋の管轄の県か国の担当所は、現場の状況を把握したうえで、修復工事を業者に発注します。まあ、見積もりや入札なんかもあるとして、業者が決まり工事に入っていくわけです。
その工事を請け負った業者の現場監督が職人気質のまともな人だったら、工事が完了するまでは、完全にこの橋は通行止めにします。
ところが、工事がはじまってみると、橋をジャッキアップして水平を出し、橋桁に足場を組んでいる最中に何やらガタガタ振動がしてきます。現場監督が橋の道路を見に行ってみると、何と通行止めにしているはずの警備員が車を何台か通していました。
話を聞くと、どうしても仕事でこの橋を通らなくてはいけないと言われ、断りきれずに通してしまっていたと言うのです。
もし、私がこの現場監督だったら、この警備員を張り倒します!この現場監督もまともな職人気質ですので、怒鳴り込んでいきました。
しかし、そこにもってきて、工事の発注元である県か国の担当者が現場にきて、どうしてもこの橋を少しでも通さないと仕事も生活も、その地域の財政にも影響してしまうから、道路の陥没箇所に鉄板でも敷いて、少しでも車が通れるようにしてもらえないかと言ってきました。
もし、私がこの現場監督だったら、即お断りします。それでもどうしてもと言うのなら、そんなことをすれば、水平は合わなくなるし、危険も増え、工期も大幅に伸びしコストも大きくかさみ、それでもしっかりとした強度で修復できるとは限らないと言います。
それが、まともな現場監督だと思いませんか?
この現場監督はまともな職人気質で昭和の頑固おやじです。だから、もちろん断りましたが、それでもごり押しされたので、やってられるか!といってその工事から手を引きました。
一方、それでもいいよ、といって工事を引き受け、水平や強度に目をつぶり、また壊れればその時また仕事が増えるから会社の利益になっておいしいな、という業者もいるのでそこが工事を引き継ぎました。
さて、あなたはどっちが好きですか?
これを、地震で壊れた橋をあなたの体に、衛星写真をレントゲン、MRIなどに、非破壊検査を神経に、橋の応急処置を鎮痛剤に、無理に通ろうとすることを無理に動こうとすることに、工事の発注元の県か国の担当者があなたにして読み替えてみてください。
僕は昭和の頑固おやじが好きです!だからどんなに痛くて動けなくなったとしても、修復するのに必要ならば勇気をもってその手段をとります。
あなたの脳は、だれであっても、このまともな現場監督と同じであり、昭和の頑固おやじです。通行止めにするときは強烈な痛みで動きを止め、それでも言うことを聞かなければ筋肉への電気供給を止めて動かなくします。
オプセラピーの施術はこの頑固おやじと最高に相性がいいです。頑固おやじのやろうとしていることを体にダイレクトに伝えることを最強に支援してあげられるからです。
一方、水平や強度に目をつぶり、また壊れればその時また仕事が増えるから会社の利益になっておいしいな、という業者のような対応をするのが対処療法です。 鎮痛剤や湿布で、現場確認のために必要な痛みの情報を鈍くしておきながら、動いてはもっと壊すよという体の意思に反して動けるようにしてしまうわけですから。
痛みさえ取れればいいんだよね〜・・と言う人がいますが、以上の理由から、そんなのは幻想であるとおわかり頂けるかと思います。
壊れたものを治すということは、とても大変なのです。ちゃんとしっかり治すには、必要なこと、守らなければならないこと、ここだけは譲れないという基本的なことが絶対的に存在しています。
この基本的なことを絶対に譲れないからこそ、私は昭和の頑固おやじでありつづけます。
職人気質の昭和の頑固おやじが、大企業の不正に戦いを挑む物語。こういうの大好きです。半沢直樹シリーズでおなじみの池井戸潤先生の本です。
このおやじも本当によく戦いましたが、最後にあきらめかけていたこのおやじの心と、もう一人のキーパーソンの心の闇を払ったのが、被害者の息子で6歳になる男の子の健気な文集でした。
被害に合い亡くなった、この子の母親の墓前で、大人の社会の闇を晴らしたのは、あなたのタカシ君が頑張ったからだよ!っと言ってあげたくなる、涙の結末を読んでみてください。
空飛ぶタイヤ
池井戸 潤
みーちゃんが来てから、5月の旅行はみーちゃんも一緒に泊まれるところを探して行くようになりました。最初は千葉県の館山市、次は伊豆でどちらもしぶごえグループのお宿でした。
今年はいつもれもんを連れて泊りに行っていた、福島県白河市にある羽鳥湖リゾート、レジーナの森に行きます。ドーム型のコテージがあり、そこならみーちゃんも一緒にお泊りできるということで、去年の10月にも泊まってきました。その時は雨であまりお散歩できなかったので、今年は2泊でお泊りしてきます。
5月19日(火)から21日(木)まで、お休みを頂きますので、よろしくお願いいたします。