検査でわかる神経の状態

検査でわかる神経の状態

インサイトディスカバリーによって推測される神経の状態について

検査でわかる神経の状態

シロハ便り第58号 2013 年11 月

 

検査でわかる神経の状態

 

 皆様のお陰様をもちまして、当院は5周年を迎えることが出来ました。
 心より御礼申し上げます。

 

 現在通院されている方に加えて、開院初年度より通院されている方や、1年ぶり2年ぶりに来ていただける方も多くいらっしゃいます。
 本当にありがたく、感謝いたしております。

 

 当院が、皆様の心地よい生活の一助としてお役にたてますよう、これからも精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

検査でわかる神経の状態

 

[慢性痛] ブログ村キーワード

 

 前回の続きです。 インサイトディスカバリーの検査で、白が良くて黒が悪いというわけではないというのが、前回のお話でした。

 

 特に慢性的に長く続いている症状がある場合、痛いところが悪いんだというい思い込みがありますが、実際に注意して見なければいけないのが、脳と神経と筋肉の状態です。

 

 つまり、痛いところに悪いところがあるのが問題なのではなく、痛みを治しに行けてない、脳と神経の問題が大きいということを、ほとんどの治療機関では考慮にいれていないことが、一番の大問題だからです。

 

 人間の脳は、治せるんです! どんなに辛い症状でも。 ちゃんと身体からの情報が送られてくれば、治せます。  逆のいい方をすれば、身体からの情報が脳に充分に送られてこなければ、どんな簡単な損傷でも治せません。

 

 その情報とは、痛みです。 それも正確な現状を把握できる痛みです。 痛みが神経を通って脳へ伝わります。 痛いのは嫌ですが、絶対に必要です!治すためには!!

 

 その痛みが正確に患部や痛みの根っこに関する状況を伝えているかどうかによって、脳が治癒させられる範囲が決まります。痛みの情報が不正確ならば、脳はその分しか治癒させられません。 これが、慢性症状が長期間続いている原因の全てです。

 

 では、痛みが正確に伝えられないことの原因は何か?鎮痛剤の使い過ぎです!

 

 脳自体も痛みが同じ箇所に断続的に続けて発生しつづけると神経を鈍らせる物質を作って送り込み、痛みを鈍くしていきますが、対処療法がそれに加わって痛み止めや神経ブロックなどを多用することで、脳からは痛みの根っこが見えなくなります。
 するとそのままでは、もう自己治癒は不可能になり、一生痛みや不快感、不定愁訴を出し続ける痛みの根っことして残ってしまいます。

 

下記の図をご覧下さい。

 

検査でわかる神経の状態

 

検査でわかる神経の状態

 

 初めの図は、背中と腰にとても強い痛みが慢性的にあり毎日鎮痛剤を飲まないと会社に行けないという人の初回の検査画像です。背中と腰が痛いにもかかわらず、その部分には強い反応が全くでていません。
 2 番目の図は、同じ人の3 回目の施術前に検査したものです。この時、今までの痛みがほとんどなくなり、とても楽だと言っていました。

 

 一見すると、上の図が良くて下の図のほうが悪いように見えるかと思いますが、上の図の時は痛くて仕方なかった、そして下の図の時は、とても楽になっているんです。
 つまりどういうことかと言うと、脳は患部を治療するときにも強い電力を送りますので、痛いのに電力が弱いのは、脳に正確な情報が来ていないので患部を治しに行けていない状況だということです。 そこで頚椎の施術によって脳と神経が活性化し、患部の正確な情報を読み取れるようになると、脳は全力で治しに向かいます、ここで強い電力が送られるので、2番目の図の時には、今まで治しに行けなかったところへ治癒力が届きだしているということであり、もうその時点で身体は楽になっているのです。

 

 2番目の図の状態なら、自然治癒力はビンビンに効いていると言っていい状態ですので、症状が消えていくのも時間の問題でしょう。

 

 これが、痛いところが白ばかりだと、かなり悪いです、と言う根拠であり、痛い患部が黒や赤のような強い電気反応を示した方が、治りが早いという理由です。

 

 インサイトディスカバリーによって、このような神経の伝達状況を推測することができるという一例ですが、いかに自然治癒力を発揮するのには神経の働きが大事であり、自分の知らないところでその神経が鈍くなっているかがよくわかります。

 

 痛みを治す時には、患部を取り巻く神経の状態が極めて大事であり、それを見て改善させていけるのが上部頚椎カイロの大きな特徴です。

 

 

今月のおすすめ本

 

 ドラマ『半沢直樹』の続きです。 このドラマ大好きで、どうしても続編が気になり、この本を買ってきました。
 最高におもしろかったです、通して3 回読みました。 半沢直樹の仕事の流儀、これにしびれます。 次は誰をこらしめるのか・・・また、いいキャラがたくさん登場しますよ(^-^)

 

検査でわかる神経の状態


 

 

題名 「ロスジェネの逆襲」
著者 池井戸 潤
発行元 ダイヤモンド社
価格 1,575円

 

 

 

あとがき

 

 台風26号直撃の中、会津〜那須への旅行に行ってきました。 雨と風でほとんど外では遊べませんでしたが、旅慣れたれもんは堂々としたもので、みーちゃんもとってもいい子でした。

 

検査でわかる神経の状態
泊まったのは那須TOWA ピュアコテージ

 

検査でわかる神経の状態
どこでもリラックスのれもんちゃん

 

検査でわかる神経の状態
部屋の暖炉が気に入ったみたい

 

 

 

 

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