ふくらはぎの影響力

ふくらはぎの影響力

体がどうように歪み、なぜ痛みなどの症状を出してくるのかを解説しています。

ふくらはぎの影響力

シロハ便り第23号 2010 年12 月

 

ふくらはぎの影響力

 

今年も師走に入りました。
また1年過ぎようとしています。

 

振り返ればこの1年

 

とても多くの方との出会いが
ありました。

 

この仕事をしていなければお会いすることの
なかった方々といろいろお話できたことが

 

この1年の最大の収穫だったと思います。

 

 

まだ、充分にお話をお聞き出来なかった分も
ありますし

 

時間も足りずに充分お伝えしきれなかったことも
多いとは思いますが

 

来年もさらに皆様から勉強させて頂き
この道の修練を重ねたいとおもいます。

 

 

これからも、よろしくお願いいたします。

 

ふくらはぎの影響力

 

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ふくらはぎは第2 の心臓と言われています。

 

血液やリンパ液を循環させるのに
ふくらはぎの運動が欠かせないということです。

 

 

血液は、心臓というポンプによって循環させられているので
まだいいのですが

 

リンパ液は骨格筋の運動によって流れるので
下半身の筋肉を動かすことは極めて大事です。

 

 

リンパの働きは下水道の役目だと思っていいと思います。

 

 

血管と血液が細胞に栄養と酸素を運び
食事と呼吸をさせ

 

リンパ管とリンパ液が、細胞の排泄物をきれいに取って
流してくれています。

 

 

人間一人の健康は、こういった細胞の活動が
一つ一つ集まって作られているわけです。

 

 

この細胞活動を自分自身に置き換えてみれば

 

◆ 血行が悪い⇒食事が充分取れない、呼吸が苦しい

 

◆ 足がむくむ⇒下水が流れない、くさい、不衛生

 

 

こんな環境で細胞が元気になるわけがなく
いくら自分の身の回りを清潔にし、食事を取っていても

 

それが細胞レベルで行われていなければ
全く意味がありません。

 

 

では、どうすればいいのか?

 

 

 

私の見解と改善に最適と思われる方法を書きます。

 

 

血行が悪い最大の原因は

 

交感神経が常に優位にあることだと思います。

 

 

交感神経とは自律神経の一つで
主に緊張させる神経のことを言います。

 

交感神経が常に優位にあり
筋肉や血管に緊張を加え続けていると

 

細胞に血液を送る毛細血管が収縮し
血行が悪くなるだけでなく

 

血管内の圧が高まり血圧が高くなります。

 

心臓は血管内の圧力が高くなったので
もっと強く血液を送り出そうとしますが

 

毛細血管が収縮しているので

 

いくら血液を送ろうとしても届かない状況になり

 

もっと強く圧をかけようとします。

 

 

 

結果は高血圧なのに血行が悪い⇒動脈瘤、脳梗塞、脳溢血などなどでしょう。

 

 

 

交感神経が常に優位になることの原因はストレスです。

 

この解決策は個人個人の事情がありますので
なんとも言えませんが

 

逆にストレスがあまりなくても

 

同じ状態になっている人も多いのはなぜでしょう?

 

 

なんでもかんでもストレスのせいにするのではなく

 

たとえストレスの下でも身体に影響を及ぼさないよう
副交感神経を優位にする努力は出来るものです。

 

 

毎日の習慣としてやっていることでも

 

ストレスにより緊張状態にある筋肉や毛細血管を
さらに緊張させ交感神経が優位になりやすい状況を
自ら作り出している人がどれほど多いことか!

 

 

その一つが入浴方法です。

 

これは、個人の習慣や趣味にかかることなので
個人の自由なのですが

 

 

寝付きの悪い睡眠障害のある人

 

高血圧の人

 

日常で強いストレスがかかっている人

 

筋肉が硬直しやすく疲れが抜けにくい人

 

 

などは絶対に注意が必要であり

 

症状の強い人ほど間違った入浴の習慣をもっていることが
多いです。

 

 

あくまでも自分の健康に自身のある方は好き勝手で
いいと思いますが

 

慢性症状のある方は次の事を注意してください。

 

 

1. お風呂のお湯の温度を42 度以上にしない

 

2. 身体が温まる前に熱いシャワーをかけない

 

3. 入浴時間が短時間か、もしくはシャワーだけで済まさない

 

 

42 度以上の熱湯では体温との温度差が
大きすぎるので

 

その温度差を脳幹が身体の機能を保つのに
有害であると判断します。

 

すると自律神経の交感神経を使って
熱湯に接する表面の毛細血管を緊張・収縮させ

 

熱湯の熱が身体に入ってこないように
防御線をはるのです。

 

 

寒い浴室で冷たい身体にいきなり熱いシャワーを
かけるのも同じです。

 

その熱による刺激を害だと判断し

 

脳は身体を緊張させ血流を制御し血行を悪くさせることで
熱が血液に伝わらないように防御します。

 

 

熱いお風呂に入ったあと
湯ざめしやすいのはこのためです。

 

 

身体が熱を受け入れず
内臓や血液が温まっていないのです。

 

 

寝る前に、さらに筋肉や血管を緊張させ
交感神経を最大MAX に優位にさせといて

 

さあ寝ましょうといってもなかなかすぐには
副交感神経に切り替わらず(日頃のストレスもあり)

 

睡眠障害から不定愁訴を起こす。

 

結果、原因はストレスです、としか言われず
睡眠薬と安定剤を飲むことになった・・・

 

身に覚えのある人はいませんか?

 

 

 

血行を良くするためには

 

まず、緊張しやすく収縮しやすい毛細血管を
副交感神経によって開いてもらうことが、第一優先順位です。

 

副交感神経は緊張とは正反対の位置にいますので
充分リラックスした状態で優位に立ちます。

 

 

そこで半身浴がいいと

 

口をすっぱくして言っているのです。

 

 

脳幹が受け入れられる入浴時の温度差は
40度から41度くらいまでのお湯です。

 

そこに、心臓より下の位置までで半身浴をします。

 

すると、ふくらはぎを中心に下半身には水圧がかかり
心臓には水圧がかからないので

 

この上下に圧力差が生まれます。

 

 

脳幹がリラックスできる温度で副交感神経が
ゆっくりと毛細血管を開いてくれるにしたがい

 

この圧力差から滞りがちな下半身にたまった
リンパ液や血液を、下から上へ循環させてくれます。

 

 

これを毎日行えば

 

 

細胞への栄養補給と排泄物処理がうまくいき
細胞が元気を取り戻すと共に

 

血液中の不純物、老廃物が抜けていきます。

 

 

その状態で寝るから

 

 

疲労が取れ、筋肉の緊張が抜け、身体が回復するのです。

 

 

 

その上で、散歩などのふくらはぎを充分に動かす
運動をすれば

 

血行が良くなり、身体が温まり、冷えが抜け、疲労が取れ
精神的にも余裕が出て

 

ストレスに負けない心身の状態になるのではないでしょうか。

 

 

さらに、皆さんは上部頸椎の調整により

 

重い頭を骨格でバランス良く支えられるように
なっています(ちゃんと続けた人は)。

 

 

頭の位置がズレると姿勢を支えるために

 

特にふくらはぎに負担がかかり
強いストレスがふくらはぎの筋肉にかかり続け

 

筋肉が常に緊張状態になります。

 

 

膝の痛みは

 

ふくらはぎの筋肉の硬直が原因で
膝関節の動きを抑制して出ていることが多いです。

 

 

その状態では

 

いくら半身浴をしたからと言っても効果は激減します。

 

 

身体のバランス、心身のリラックス、日々の習慣といった
健康へのバランス感覚が最も大切なのだと思うのです。

 

 

あなたも、自分の健康と命を守るために
骨格バランスを合わせ、脳幹を活性化し

 

そのうえで1日30分余計に半身浴に時間を
取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

今月のおすすめ本

 

今回は私の尊敬する、あるビジネスの師匠からの
おすすめの本です。

 

元暴走族の総長で中卒ながら
バリ島に出稼ぎに行き

 

半端じゃないくらいの大富豪になった人の話です。

 

この本の著者はその人のお弟子さんで
兄貴と慕っている

 

この大富豪から学んだことを書きとめた
実話と格言集になっています。

 

この兄貴に会いに行くバリ島ツアーなんかも
企画され大盛況とか。

 

とにかくおもしろかったです
(とくにストレスで悩んでいるのがバカらしくなってきます^^;)。

 

ふくらはぎの影響力


 

 

 

 

 

題名 出稼げば大富豪 運命が変わる編
著者 クロイワ ショウ
発行元 KKロングセラーズ
価格 1,600円(税別)

 

 

 

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