外から調べて分からなければ・・

外から調べて分からなければ・・

原因不明の慢性症状がどのように改善していくのかを書いています。

外から調べて分からなければ・・

シロハ便り第32号 2011 年9月

 

外から調べて分からなければ・・

 

 夏休みも終わりました。今年の夏はなんかいつもと違う感じの夏でした。妙に涼し過ぎる期間があったり雨が多かったり。

 

 私は、暑いのはいくら暑くても平気な体質です。炎天下大好き!(^^)! 汗が乾くのが、とても早く水分補給していれば、どんどん汗が蒸発して、いつでも涼しいです。
 その分湿度が高いと汗が蒸発せず苦しいですが・・・  だから暑いのは好きでもサウナは嫌い(長く入っていられません)。

 

 体質に合う暑さ対策って大事ですね。

 

外から調べて分からなければ・・

 

[MR検査] ブログ村キーワード

 

 慢性症状で辛い時、さんざん病院をまわって、その原因を調べて、“異常ありません” とか “老化ですね” とか“ストレスでしょう” などと言われて、薬と湿布、もしくは注射で様子を見ましょう・・・  が一般的なパターンです。

 

 あなたが、長年にわたり苦しんできた慢性的な痛みや症状は、必ずなんらかの明確な原因があって発症していることは間違いありません。けれども、その原因は非常に分かり辛く、人が外から調べても(CT やMRI を使用しても)なかなか特定することができません。

 

 なぜなら、身体と脳と神経が常に痛みからの解放を望み痛みを抑えようと動き続けるからです。

 

 そのため、元々の原因となっていたものが奥の方にしまいこまれてしまい、表面上の情報からは見えない所へ押し込まれている場合が多いのです。あなたの身体と脳と神経は、常に楽になろうとし常にダメージを深くしないように身体の構造を変化させ続けています。
 その上で無理をさせ続けると身体から、もうこれ以上無理です! という強い、そしてしつこい、やっかいな痛みとなって慢性化していきます。

 

 例えば腰痛持ちの人で、こんな話をよく耳にします。「初めは、右の腰がいたかったんです。 それが、何年かして治ったんですが(痛みがなくなった)、今度は左のおしりから足にかけて痛くなって、>それが、どこで診てもらってもなかなかよくならないんです・・・」

 

 あなたも経験ありませんか?もともと痛かったところが、ある一定期間を過ぎると治ったように感じ、その後、数年以内に別のところに痛みが理由も分からず発症していたことが。

 

 これは、痛みの元になっている、初期の頃に痛かった箇所が治ったわけではなく、脳が慢性的な痛みに耐えられず、その部分の神経を鈍くすることで痛みの伝導を抑制しただけだったからです。
 それに加えて、鎮痛剤の投与や注射などでその部分の神経の伝達を鈍くしていくことにより、さらに痛みの元となっている部分には蓋がされてしまいます。

 

 本来、鎮痛剤の使用目的は痛みを一時期抑え、時間をかせぎ、その期間に自然治癒力によって回復をはかることです。

 

 しかし、痛みを抑える薬剤の過剰な投与によって神経が脳に異常個所の状況を伝えられなくなってしまっては、脳に情報が入ってこなくなるので、脳は自己回復させる能力を発揮できなくなっていきます。。

 

 結果、痛みの根本原因となっている部分は異常があるにもかかわらず、痛みが出てこない保留状態になり、脳も治そうとしなくなるのでさらにダメージを蓄積させます。

 

 神経は、異常があるにもかかわらず、それを脳へ伝えられなくなるため、仕方なく別の神経経路を使ってその異常を脳へ伝えようとします。それが異常はないのに出てくる頭痛であったり、おしりやふくらばぎにこびりつく坐骨神経痛であったり、突然発症するしびれを伴う電気が走るような痛みであったりするのです。

 

 その痛みを治療するのに、その痛みが出ている個所を、いくら治療しても、鎮痛剤をうっても、効かないことが多いです。なぜなら、その痛みを生んでいる原因箇所はそこにはないからです。

 

 もう、そうなってからでは、痛みの原因を外から特定することは困難です。 痛い箇所と原因となっている部分が別なのですから。

 

 そこで登場したのが、ならば、脳と神経に問題個所を特定させ脳と神経によって自己治癒させようという考え方です。脳には、痛みを抑えるため変化させ続けてきた身体の記録が残っています。
 それを使ってベストな状態だった頃へ戻っていかせるような療法が考えられたわけです。

 

 それこそがカイロプラクティックの根本的な理念であり、それを実現させたのが上部頸椎の調整法です。 決して、歪んでいるところをポキポキと矯正し骨格のズレを治してしまおうという安易な発想から生まれたわけではないのです。

 

 あなたの脳も神経も身体も、持って生まれた能力の全てがあなたが健康な状態になることを望み、働き続けています。それを最大限に引き出すことこそが上部頸椎の調整法を確立したB.J パーマー氏の唯一の願いでありそれ以外のことはするな! という、厳しい理念を継承しているのが私のようなセラピストになるわけです。

 

 医師による診断や検査で原因がわからなくても、たとえ老化ですと言われてもストレスと言われても、外から見て判断出来ることなど、微々たるものであり、あなたの脳の中にはちゃんと、どのように症状が発症したかというストーリーが記録されていて、健康な状態へと戻るための、そこへ遡るための道筋がちゃんと残っています。
 ただ、その道筋が長いか短いかの違いだけです。

 

 あなたの、脳と神経の記録と自己治癒させる能力を信じて自ら闘い完治させる意思をもってがんばって頂きたいと願うことしかできませんが、私はそれのみを信じています。

 

 

今月のおすすめ本

 

 ビジネス書ですが、仕事のすすめかたや考え方から自分の生活習慣を見直してみるいいヒントがたくさんあります。

 

 特に、忙しいと言って、自分の身体のことが後回しになっているような“お母さんたちへ”!

 

 いいお母さん、いい奥さんを英語でGood Manager(グッド マネージャー)と言います。マネージャーは日本で言う野球部のマネージャーのような意味ではなく本来は経営者を意味する言葉です。

 

 自分が一番無理して働き体調を崩していては良い経営者にはなれません。仕事をうまくこなし、人をうまく動かし、子供にも良いコントロールを与え、仕事を与えることが良い躾にも繋がり、自分も精神的にも肉体的にも余裕をもって過ごせた方が家族にとっても健康的で、幸せだと思いませんか?

 

 そんなヒントがいっぱいある、おすすめの本です。

 

外から調べて分からなければ・・


 

 

 

題名 「まず動く!」人が、仕事は9割うまくいく
著者 秋庭 道博
発行元 学研研究社
価格 1,470円

 

 

 

あとがき

 

 先日、いつもお米を買っている福島県の農家さんに電話をしたところおかげさまで、放射能の検出0だったそうです。お米の出来も上々だとか。

 

 また、来月お米を買いに伺うのが楽しみです。

 

 もっとも、セシウムは水にとけやすく、お米の場合、胚芽ともみ殻に多く含まれるので多少検出されても精米して洗って炊く時にはほとんどなくなっています。

 

  もし、セシウムが仮に検出されても無理を言ってでも買いに行く予定でした。そのくらいの価値のあるおいしいお米だからです。 放射能に過剰にビクビクなんかしていませんしネ!

 

  おいしい作物を作ってくれる農家さんこそが貴重ですから応援もしたいですし。 また実りの秋、食べ過ぎの秋が来ます^^;

 

 

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