修復工事の原理原則

修復工事の原理原則

体の痛みを治すのは現場工事と同じ原理原則があります。

修復工事の原理原則

シロハ便り第55号 2013年8月

 

修復工事の原理原則

 

みなさん、もうお気づきだと思いますが
先月から施術後に休んでもらう布団を
ベットに替えました。

 

ベットはフレームだけで、マットレスは高反発系の布団です。

 

高反発系の布団は、耐圧分散してくれるので
寝ていて下からやさしく押し上げてくれるような
フワッとした感覚があります。

 

自分のベットの布団もこれに替えました。
何時間寝ていても、とても楽で、
つい寝すぎてしまうくらいです(^^;;

 

でも、一番気持ちよさそうに寝ているのは
れもんちゃんで、一番最後まで、ベットにいます(・_・)

 

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修復工事の原理原則

 

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体の痛みを治すことを修復工事に例えた時
その工事が滞りなく完遂されるための原理原則は

 

1、現場の情報がしっかりと本部に届いていること
2、本部が手配した物資が現場にちゃんと届くこと
3、現場の職人さん達が喜んで一生懸命働いていること

 

これ、ホントに大事です!!!

 

 

この原理原則が一つでも欠けたら、修復機能は上手く働きません。

 

しかし、この原理原則に則って治していけば
ちゃんと修復され回復していくのは、当たり前なんです。

 

 

では、この3つの原理原則をもっと細かく見ていきましょう。

 

 

1、【現場の情報がしっかりと本部に届いていること】

 

これについては、元々のカイロプラクティックが本当にやりたかったことです。

 

本部である脳と現場である患部の情報のやり取りが充分でないことが
病気や慢性症状が長引く根本原因だと考えられていました。

 

そこで、脳と体の情報を伝達している神経の束である脊髄に対して
何らかの圧迫があり、神経機能を鈍くしているのではないかとの結論に達し
臨床で検証されてきました。

 

その中でも、最も初めにズレ、最も全身の骨格に影響を与えてしまう
歪みのメジャー(主要な)ポイントが特定され
それが上部頚椎だったわけです。

 

体と患部の情報伝達には痛みも伴います。

 

しかし、この痛みを必要以上に怖れたために
必要な情報伝達網を鈍らせて痛みという情報を
本部(脳)に届かなくさせようとし続けてきたことが
慢性症状がいつまでも完治されない根本原因と断言してもいいです。

 

上部頚椎調整によって、この情報網を開きます。

 

 

2、【本部が手配した物資が現場にちゃんと届くこと】

 

体の細胞に血液を送り届けるのは、毛細血管です。

 

この一番細い血管が自律神経の緊張により締まってしまって
細胞が修復をするために必要な物資がちゃんと届かなくなってきます。

 

現場工事において、そこに物資を送るとき、国道など幹線道路は流れていても
現場へいく道が通れなくなっていたら、工事は進みません。

 

同じ理由で、ストレスが健康に一番悪いのは
全細胞への物資の供給が上手くいかなくなるからです。

 

私の指示の中で、患部に使い捨てカイロを貼り、かならずぬるめのお湯で
半身浴を30 分することの2つがありますが
これはストレスのない状態で、細胞へ血液を送る毛細血管を開くのに必要だからです。

 

逆に揉むな冷やすなと言うのも、毛細血管を閉じることにつながるからです。

 

ストレスをなくせ!と言っても無理でしょ。

 

ならば、物理的に温めて現場への物資の供給路を確保することくらいは
しっかり行いましょう。

 

上部頚椎の調整は、脳幹への働きかけも大きいです。

 

脳幹が元気になっていけば、ストレスに対する耐性も強くなってきます。
同時に交感神経と副交感神経のバランスも整いやすくなりますので
施術+温めの効果が倍加していきます。

 

 

 

3、【現場の職人さん達が喜んで一生懸命働いていること】

 

現場の職人さん達が喜んで一生懸命に働いてくれると
工事はとてもスムーズに進行します。

 

当たり前ですよね

 

“この現場、文句ばっか言われて嫌な現場だな〜”って、職人さん達に言われてしまうなら
工事は上手く進んではいかないでしょう。

 

体も全く同じで、とくに思考の持ち方は影響が大きいです。

 

以前にも書いたんですが、症状を改善する時に
その人がその症状に対してプラスの思考か、マイナスか、それともニュートラルかを見分けるために
私はトラップを仕掛けています。

 

それは、施術のときに、“上を向いてください、下をむいてください、楽なのはどっちですか?”
と聞きますよね。

 

ふつうこのような治療院では、“痛いのはどっちですか?”と聞くのかと思います。

 

この“楽なのはどっち?”の質問に対して、ちゃんと楽な方を答えられる人は
どんなに症状がきつくても、気持ちはプラスかニュートラルな状態なので
施術効果は出やすいです。

 

一方、“楽なのはどっち?”の質問に対して、“こっちが痛いです!”と
何度聞いても痛い方しか答えてくれない人もいます。

 

こちらは、自分の症状に対して気持ちがマイナス傾向が強く
改善するにはとても時間がかかります。

 

そして、気持ちがマイナスな人ほど、夢のような魔法のような施術効果を
期待していることも多いです。

 

一夜にして痛みが消失するような・・。

 

それで、そうでもなければ、全く効いていない、変化もないとあせって言ってきます。

 

まるで、例えば1kmの吊り橋が陥落した時に、その工事を手配して、その次の日に
まだ通れませんか?工事は何をやっているんですか?と言っているようにです。

 

一方、思考がプラスかニュートラルな人は、自分の症状に対して冷静です。

 

長い時間をかけて悪くしていった症状を改善するにはそれ相応の時間が必要なことも
ちゃんと理解しています。

 

現場の職人さん達である、患部の細胞が修復工事をしている間
待つこともできるし時間がかかることへの不満も言いません。

 

温かい目で回復過程を見守り、痛くてもその中で少しでも良い兆候があると
それに気づくことも出来ます。

 

同じような改善の兆候があってもマイナス思考の人は
痛い方だけを言います。

 

この差はとてつもないほど改善効果に跳ね返ってきます。

 

現場では職人さん達が、全力で回復へ向けての工事をしているのですから
その職人さん達が成しつつある、もしくは成し得た工事の途中経過でもいいので
ちゃんと褒めてあげてください。

 

そうすれば、もっと職人さん達は喜んで一生懸命働いてくれるはずです。

 

 

今月のおすすめ本

 

今度映画化される注目の本『永遠の0』がとてもおもしろかったです。

 

日本が戦争で負けたのも、話は飛んで
私の父の実家は会津若松なんですが

 

『八重の桜』でも、会津が逆賊の汚名をきせられて戦争に負けたのも

 

身分や階級によって現場の意見が無視され続けたことによる
上層部の判断ミスだったと思わざるをえない気持ちです。

 

現場にいる人の経験と判断と情報がいかに大切か!
末端で何が起こっているのかが、状況改善には重要だと思い知ります。

 

修復工事の原理原則


 

 

題名 「永遠の0」
著者 百田尚樹
発行元 講談社文庫
価格 920円

 

 

 

あとがき

 

“帰れま10”というテレビ番組でやっていた
『塚田農場』という居酒屋チェーンの支店が柏にあったので行ってきました。

 

宮崎県の地鶏をメインに、地元の農家さん達の新鮮な食材を使った郷土料理の数々
とっても美味しかったです!

 

また、通うお店が増えてローテーションが大変ですが
おいしいもの食べるのは幸せいっぱいですね(^-^)

 

(柏駅西口からヨーカドーへ向かって歩き、ヨーカドーを過ぎてちょっと歩いた左側の2F です・・わかるかな?)

 

 

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