ここ最近のことなのですが、夜中から朝方にかけて、両手の指がしびれることがあります。
手や足のしびれの原因として、最も多いのが頸椎での神経圧迫なので、その原因は自分で施術を
してなくしてきたのですが、今回のはなかなかとれません。
そこで調べてみると、やはり手根管症候群である可能性が高いようです。
まあ、よほどひどければ、レントゲンを撮りに行きますが、まだそこまで困ってもいないので、病院には行ってないです。
そして、よい機会なので、この程度がどのくらいで、どのように改善させられるのか、自分の手でいろいろと実験してみたいと思います。
手や足のしびれの原因はいろいろあります。 すぐに治まるしびれから、夜とか朝方だけに出てくるしびれもありますし、ずっとしびれが続いている症状もあります。
しびれにも程度や種類があり、ピリピリするしびれやムズムズするようなしびれ、ビリビリと電気が走るように痛みを伴うしびれや、感覚が鈍くなるような症状のしびれもあります。
しびれの主な原因として言われているのが、頚椎症や首、肩、腰、手、足、周辺での神経の圧迫や損傷、脳梗塞や糖尿病などの病気からくるもの、などがあります。
脳梗塞のサインとして出ているしびれでは、体の半分、つまり右か左かにしびれの症状が出るという特徴があるようですが、しびれは重大な疾患の前兆になっていることもあるので、症状が軽くとも早めに専門医の診察を受けておくことは、おすすめしておきます。
一応検査や診察を受けて、とくに重大な病気の心配はなく、首の問題かなという診断になったら、頸椎の調整をしていけば改善していく可能性は高いです。
しかし、それでも改善していかないものは、神経を圧迫している部位が、首以外にもあるということになります。
今回の僕の手のしびれは、おそらくそのケースで、手首から手へ神経の通り道になっている手根管という管の髄膜の炎症により、指へ通っている神経が圧迫されている手根管症候群だと思います。
手根管症候群になる原因もさまざまですが、女性ホルモンの減少、手の使い過ぎ、むくみなどで、手首への負担が続き、かつ神経を圧迫していた時期が長かったことで発症するというのが一般的な見解のようです。
手根管症候群は、男性よりも女性の方が発症率は高い傾向にあり、手をとにかくよく使うのと、妊娠や女性ホルモンの変化などでむくみが出やすい時期が多いのと、年齢による女性ホルモン減少で筋力が低下し、手や指を動かすときに関節に負担が余計にかかるなどで、手首の神経を圧迫しやすい傾向にあるようです。
最近では、男性でも、パソコン仕事をずっとやっている人に、手根管症候群を発症する人が増えているようで、そんなに重たいものを持つわけでもないのに、パソコンやスマホなどでの作業による手首への負担は、想像以上に大きいようです。
僕の場合は、施術の時に手首をひねるように指をはじいているので、長年の施術で手首にはかなりの負担をかけていたにもかかわらず、ケアを怠ったことが原因のようで、反省しています。
でも、よい機会なので、自分の手のしびれがどのようにケアをして改善していくのかを、よく観察してみようと思います。
とりあえず、改善へ向けての取り組みとして、まずは温めて安静にしています。 安静にするために手首のサポーターを探していて、ただ固定するのもあったのですが、たまたま見つけた手のむくみ、痛み、しびれを改善させるという「てぶらくさん」というのを使っています。
半信半疑でしたが、特に症状のきつくなる夜から朝方の手のむくみとしびれが、これをつけて寝ているとかなり違っています。
そして、1日に数分間、この「てぶらくさん」をつけて、指の曲げ伸ばしをすると手が楽になるというのでやっていますが、特にばね指とか指の腱鞘炎とかの症状には、かなりの改善がみこめるみたいです。
僕も施術をしていない時は、この「てぶらくさん」をつけて、指の曲げ伸ばしをしてから、なるべくパソコン仕事は最小限にして安静にしています。
寝る時は、これをつけて、手首のあたりにカイロを貼って寝ています。 あきらかに朝方の指の痛みとしびれが減少しています。
あとは、いつものように「らくらく毛管運動」をまじめにやり、自分の首の調整も定期的に行いながら改善を目指していきます。
また経過報告はしていきますね。 この経験が、さらに同じようなしびれの症状をもっている人への改善に繋がればいいなと思っています。
ということで、今回のおすすめは「てぶらくさん」です。 レディース用とメンズ用がありますので、サイズをチェックしてください。
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今年もそろそろ花粉症の時期が始まりますね。 今年は例年より少なめという予報もあるようですが、本当かどうか?
僕は花粉症ではないので、春は大歓迎ですが、近年は春の嵐というか、春先に天候が荒れる傾向もあるので、体調管理は年々難しくなっているように感じます。
これを書いているのは1月下旬ですが、うちの梅の木には花が咲いています。 今年の桜も開花は早いでしょうね。
昔とくらべて季節感が大きく変化してきていますが、それに対応していけるような体づくりを目指していきましょう。