収支が合わない

収支が合わない

体にかかる負担と回復力の収支が合わなければ回復はしない。

収支が合わない

シロハ便り第118号 2018年11月

 

収支が合わない

 

 先月、毎年恒例の福島へ旅行に行ってきました。例年は第3週の火曜日から行っていたのですが、今年は予定が合わず、第4週になりました。

 

 いつもは紅葉には少し早いようでしたが、今年は1週遅れたこともあり、紅葉がばっちりでした。裏磐梯からゴールドラインという峠道をドライブして鶴ヶ城公園へ行ったのですが、名前のとおり黄金色の紅葉で色づいていました。

 

 鶴ヶ城公園へ行ったのは、そこに車をとめて、ソースカツ丼を食べに行くのが目的でした。 テレビでも紹介された名物店で『白孔雀食堂』、メニューはソースカツ丼のみ。 甘いソースでまずますおいしかったです♪

 

収支が合わない

 

 消費税が8%から10%へ上がるまであと1年ということで、軽減税率だとかポイント還元だとかで何かと騒がれていますが、日本の収支は税収入が40兆円くらいなのに予算が100兆円なので借金は膨れるばかりですよね。

 

 超高齢社会で社会保障費も膨れるばかり。 健康保険もいつまで支えきれるかわかりません。 収支が合わないならば、色々破綻したり弊害は必ず表面化してくるでしょう。

 

 必要だからといって、使い続けたり、やり続けても、それを補うものがなければ傷が深くなるばかりですし、このことはお金のことばかりでなく、自分の体にも当てはまります。

 

 ダイエットで言えば、摂取カロリーより消費カロリーが多くならなければ何をやっても痩せません。 当たり前ですよね。

 

 では、体に不調がある時はどうでしょう? 痛いところがある場合、そこにかかる負担よりも回復力が上回らなければ治りません。

 

 お金で考えれば当然の収支のバランスが、どうも自分の体のこととなるとあまり実感がないようで、自分の体が痛いと言っているのに、普段と同じことを無理してやっている人が多すぎます。

 

 痛いのなら、動かさない。 安静にさせる。 いたわる。 負荷をかけない。 ・・・ 当たり前です!

 

 それが出来ずになかなか治りません。 ・・・ 当然です! 

 

 自分の体というものは、体の問題個所を全力で治し続けています。 その上で、今は修復中だから、ここは負荷をかけないでね!と痛みを出して知らせてくれています。
 それを無理してがまんして動かし続けたり、痛み止めで痛みを麻痺させて使い続ければ、治そうとがんばっている体の回復力を上回り、よくて帳消し、悪いと悪化します。

 

 痛みに対しての体にかかる負荷(ダメージ)と回復力の収支が合わないかぎり、どんどん体の中に古傷という借金が増えていくことを肝に銘じてください。

 

 体は何も突然、何の理由もなく不調を訴えてくるわけではありません。 あなたの体は、日々、生きていくことで負う様々なダメージから、常に体を守り修復をし続けています。 それでも痛いとか不調を訴えてきた時は、あなた自身が無理をさせ続けた結果どうしても回復しきれない部分があるよと体が訴えてきた時です。 

 

 体が、このままだと壊れるぞ!いいかげんにしなよ!と言ってきているのに、それでも同じことを必要だからといってやり続ければ、当然収支のバランスが崩れ、体中借金まみれになり、しまいには動かなくなる。

 

 あなたの家の家計で考えて、収入より出費が多いような状況なら、まず何をしますか? 当然、まずは出費を抑えるでしょう。 じゃあ、なぜ、体は?

 

 収支のバランスが悪いならば、方法は2つしかありません。 出費を抑えるか収入を増やすか。 でも、家計においては収入を増やすことはすぐには難しいでしょう。 だから出費を抑えることを最優先でやるわけですよね。

 

 これが体の痛みならば、一般的には同じです。 体の回復力自体はなかなか増えませんから、なるべく安静にしてダメージを減らす。 痛み止めを処方されますが、本来痛み止めは、痛くて安静にもしていられない時に緊急処置として使うもので、基本は安静にするために一時的に飲むものです。 決して、痛みを麻痺させ無理が出来るようにするためのものではありません。 本来医療においても、鎮痛剤を処方する時には、これを厳しく注意させ、乱用は絶対に控えさせるべきです。

 

 しかし、私の施術を受けている方達は、収支の面で、体を回復させる力を本来の持っている最大限の回復力に引き上げることが出来ます。 つまり、収入も増やせるということです。 だから、施術後は無理も出来てしまう。 でも、ちょっと収入が増えたからといって、またどんどん浪費していれば、またさらに借金は増えます。

 

 一度増えた借金は、一発で簡単に返済は出来ません。 体も同じです!

 

 施術によって回復力を増やしても、体をいたわり、痛みの声に耳を傾けることをしなければ、今までさんざんあなた自身によって痛めつけられ、体の中に貯めこまれた古傷という借金は減っていきません。

 

 絶対に勘違いしないでくださいね! 私の行っている施術は、いっとき体を楽にさせ、あなたに無理が出来るようにするものではありません。

 

 体が本来持っている回復する力を引き出し、溜まりに溜まった古傷をたたき出し、体が回復可能な限界までしっかり回復させるための施術です。

 

 一度、よく考えてみてください。 いつ爆発するかわからない借金をかかえて、それを無視できなくなるまで無視し続け、無理を重ねますか?
それとも着実に借金を返済し、本来の健康を取り戻しますか?

 

旅上手の二人

 

 旅を満喫している、みーとれもんです(^^♪

 

収支が合わない

 

収支が合わない

 

収支が合わない

 

あとがき

 

 今回の旅行で泊まった所は裏磐梯にあるAKABEKO(あかべこ)というペンションでした。 部屋は普通の2DKの借家のような作りで、キッチンもありスキー客がみんなで泊まってざこねや自炊ができるような感じでした。

 

 お風呂は普通の浴室しかなく、温泉は近くのホテルの日帰り入浴の割引券をもらって車で行ってくる感じです。

 

 夜はほとんど灯りがなく、クマも出るので注意するように言われました。 スキーシーズンには賑わうのでしょうけど、オフシーズンだからかあまり人もいなくてのんびりと休養してこれました♪