今年の冬は寒いですね。
そして、天気がいい。
つまり、とても乾燥しています。
そのわりには、インフルエンザの話は
あまり聞きません。
あんなに大騒ぎしていたのに・・・
うがいと手洗いの意識が高まって
新型だけでなく季節性のインフルエンザ
予防にも繋がったのでしょう。
体調管理は、日々の習慣からなのかもしれません。
うちで一番、体調管理バッチリなのは・・・れもんちゃんです(^^;)
[自然治癒力] ブログ村キーワード
[背骨の歪み] ブログ村キーワード
「あなたの身体が歪んでいます。」
と言われた時
「姿勢が悪いから歪んだんだよ。」
とよく指摘されます。
はたして、そうでしょうか?
身体は決して『歪もう!』と、頑張って悪い姿勢を
わざとしているわけではありません。
ラクなんです! その姿勢が!!
その人の今の姿勢が、一番バランスが取れているラクな
姿勢なのです。
ただし、必死で何とか頑張って
バランスをやっと取っている姿勢です。
身体の歪みとは、骨格の異常や悪い姿勢、習慣からくる
変形ではなく
バランスを取るために骨格が移動してきた
ただの結果です。
そのバランスを崩した原因が
上部頸椎1番・2番のズレによる
頭という重心位置のズレです。
身体の一番上にある
しかも一番重い頭の重心が身体の正中線上(背骨の真上)から
ズレるということは
骨格全てにかかる“重し”がズレるということなので
当然、全骨格のバランスを崩します。
人の骨は約200個くらいと言われています。
その骨格は左右の同じ部位においても
完全に同じ太さ長さのものはありません。
微妙に大きさ、長さ、太さが違う骨を組み合わせて
骨格を形成していることで
あそびの部分を作り
衝撃や身体の変化に対応しているものと考えられます。
まるで、宮大工の建てた五重の塔のように
雨、風、地震に耐えてなお凛とし
時代を超えて立ち続けているようにです。
背骨の形と頭蓋骨の大きさを比べてみれば
頭蓋骨の位置が少しでも変われば
それを支えている背骨がどれ程バランスを崩し
負担がかかるのかが分かります。
ズレた頭蓋骨の重心を無理に支えるため背骨には
余分に大きな荷重がかかります。
それが歪みになり、姿勢を崩し、さらに最も重大な影響として
背骨の歪みによる脊髄の圧迫を起こします。
脊髄が圧迫されると脳から身体への信号が妨害されます。
身体の細胞から筋肉まで、全ての活動に指令を送っている
脳からの信号が弱くなれば
“筋肉が動かしずらい”
“重い”
“力が入らない”
などの症状となり、筋肉の疲労や損傷などの問題個所への
代謝も弱まります。
その状態で自然治癒力を期待するほうが無理です。
だから!
慢性痛がいつまでも、何年も続くのです!
まず、背骨の神経圧迫を緩めてあげることが
第一優先事項であり
そのために、上部頸椎調整による頭の重心位置の
正常化をしていくということになります。
骨格の性質上
最もバランスの良い形を保とうとする力が加わりますので
上部頸椎の調整をする度毎に身体への変化がおこり
骨格が正常位置へ向い出します。
そして、姿勢が自然体でしっかりと変化し
神経圧迫を作らないバランスの良い背骨の備えになっていきます。
それは、まるで
『身体にゆる〜いギブスをかける』ようなものです。
身体は、腕の骨を折った時のように
石膏のギブスで全身を固めるわけにはいきません。
だからこそ、頭の重心を背骨の真上に自然に合うように調整し
脳と身体のバランス感覚によって骨格のバランスを正常化に向かわせることが
『身体にゆる〜いギブスをかける』ような状態だと言えるのです。
身体は結局動かしますので
何度か歪みの癖を戻しますが
身体に起きた変化は積み重なっていますので
再度調整し、ギブスをかけ直してあげると
神経の圧迫がなくなり脳からの信号が速やかに行きわたります。
そして、自然治癒力が効きやすくなり
回復が早くなっていくという好循環が生まれます。
脳には身体を常に良い状態に保とうとする力があり
それを、妨げている神経圧迫がなくなっていけば
日々の疲れや身体へのダメージ、ストレスからの
回復力が強くなり
様々な病気や大病への予防にもなっていきます。
あなたにかけた『ゆる〜いギブス』が
あなたの自然治癒力を引き出し
いつまでもあなたを守っていってくれることでしょう。
そしてまた、不調のサインが出てきたら
ギブスの効きがあまくなってきた証なので
あなたを守るギブスをかけなおしに来てください。
『あなたを守る、ゆる〜いギブス』がかかっている限り
あなたの脳(脳幹)があなたの身体の最高のケアマネージャーとして
最高のメンテナンスをし続けてくれます。
身体の不調や慢性症状改善にご来院くださいました皆様へ
そのような症状改善にお役に立てることが
とても嬉しいことなのですが
その症状をきっかけにして
皆様の本当の回復力を引き出し
皆様の健康を力強く守っていくことを本当の本分と思っております。
どうしようもない状況が現れた時
あなたはまず何を思いますか?
あいつがこんなことをするから、私がこんなに苦しいんだ!
こんな境遇がたまらなく不幸で、なんて運が悪いんだろう!
などと、自分の不幸を周りの人や環境のせいに
しがちではないでしょうか?
それで自分の状態が良くなれば、それもありだと思います。
しかし、一向に状況が改善しなければ・・・
一度自己を見つめ直すことも必要ですよ
と教えてくれる名著です。
読むと涙が溢れてくる人が続出です。
読む時は周りにご注意を!
題名 「鏡の法則」
著者 野口嘉則
発行元 総合法令出版
価格 1,000円(税込)