連日の猛暑と熱帯夜で、睡眠に問題が出ている人が多くなっています。
お盆を過ぎても暑い、お彼岸を過ぎても暑い、このような夏は今後ますますエスカレートしていくでしょう。
この気候変動は、ちょっとやそっとでは止まりませんので、自分が変化し適応していくしかないです。
とくに夏バテしやすい人、冬より夏の方が嫌いな人、冬も夏もどっちも辛い人など、工夫が必要でしょう。
僕は、夏は全く苦にならないので、どんなに暑くても眠れないということはありません。
でも、上手にエアコンは使っています(*^^)v
今年の夏は異常です。 35度以上の気温が普通になり、雨も少なく(ここら辺では)、お盆を過ぎても、夜もあまり気温が下がりません。 でも、毎年、異常だと言っている気がします。
加えて、台風の異様な迷走による影響の長期化などで、体に受ける何らかの影響とダメージは、多少なりともみなさん受けていると思います。
そのような中で、なんとか体力を維持し、暑さに負けないようにするためにも、質の良い睡眠は極めて大事と言えるのではないでしょうか。
そこで、猛暑、酷暑、熱帯夜でも、質の高い睡眠を得るために出来ることや注意点などをまとめてみました。
絶対に外せない3つ
@、副交感神経を優位にさせておく
A、エアコンの適切な利用
B、脳を冷やす
これらを1つずつみていきましょう。
@の「副交感神経を優位にさせておく」は、暑くてもしっかり湯船に入って、半身浴をしましょうということです。
よく眠るためには、交感神経と副交感神経のバランスにおいて、副交感神経の方が交感神経よりも優位になっておく必要があります。
日中の焼かれるような強い日差しとエアコンでの冷えを繰り返しているので、交感神経が余計に強くなっています。 また、強すぎる高気圧に圧迫されることで、さらに交感神経が強く働いていますので、お風呂で副交感神経の方が優位になりやすいように調整しましょう。
35度を超えるような日なら、その日のお風呂は37度くらいのお湯に心臓をつけないくらいの半身浴を最低でも20分はしてください。
エアコンによる冷えも解消されるので、寝ている時にエアコンを使っていても、体へのダメージは少なくなります。
Aの「エアコンの適切な利用」は、もう夜でも付けっ放しにしておかなければいけない状況です。 あまりエアコンの冷房が好きでない人も、設定温度が高めでもいいので、ちゃんとエアコンをつけて寝ましょう。
直接エアコンの風が当たるのが嫌な人は、2間つづきの部屋があるなら、寝ている部屋はエアコンをつけずに隣の部屋のエアコンをつけて、ドアや襖を開けておくとよいです。
そのような部屋の構造になっていない場合は、天井からカーテンを吊るしたり、つい立てなどを置いて、寝ているベッドなどのスペースを区切るとよいと思います。
あとは、寝る前にキンキンに部屋を冷やしておいて、寝る時に設定温度を高めにしてから寝るのもよいですが、それでも弱くてもエアコンは付けっ放しにしといたほうが安心です。 夜に熱中症になるケースも今後さらに増えてきますので、夜中の気温管理にはますますの注意が必要です。
Bの「脳を冷やす」は、水枕などで冷やしても効果的(冷やしすぎには注意)です。 脳が休まればよいので、体より脳が冷えていた方が良い睡眠が得やすいです。
エアコンをつけていれば、水枕までしなくてもよいですが、エアコンの風で口の中や喉が乾燥してしまい調子が悪くなる人もいます。
そんな時は、口にテープを貼って寝ましょう。 口テープは鼻呼吸を促します。 これは脳を冷やすことにもなるので、エアコンの風対策を兼ねて非常におすすめです。
鼻呼吸だと、鼻から入った外気が、口から通っていくよりも脳の近くを通ります。 鼻呼吸の方が、吸い込んだ外気で脳の熱が冷まされます。
このように、いろいろと工夫してみてください。 しっかり食べることと、しっかり寝ることは、猛暑、酷暑を乗り切るためにますます大事になってきます。
異常気象に負けない自分作りをがんばっていきましょうね。
熱帯夜で寝苦しいとか眠りが浅いという場合、睡眠の質を良くするために最も簡単な方法が、口を開かないようにテープで止め、鼻呼吸をすることです。
鼻の気道は口よりも脳に近い所を通っています。
いくら熱帯夜とはいえ、さすがに夜の外気は体温より低いですので、吸い込んだ空気が脳の近くを通り、脳を冷やしてくれるので、睡眠の質が上がります。
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猛暑の真っ只中、8月下旬にリビングのエアコンが壊れました(≧∇≦) 室外機のセンサー異常だそうです。 直るのに1週間かかりました。
突然の故障は、もう機械の当たり外れですからしかたないのですが、このエアコンは外れでした。
みなさんも真夏と真冬の前には、試し運転などで、フルパワーで動かしてみて異常が出ないか確認しといた方がいいですよ。