膝の半月板損傷とその後

膝の半月板損傷とその後

自然治癒力でヒザの痛みがどこまで治るかの記録です。

膝の半月板損傷とその後

シロハ便り第91号 2016年8月

 

膝の半月板損傷とその後

 

夏本番の8月。これからの酷暑の時期をどう過ごすかで、秋冬の体調が決まってきます。
夏の暑い時期にお腹を冷やすと、秋から冬にかけてインフルエンザにかかりやすくなります。

 

体の抵抗力に強く影響を与えているのが腸だからです。お腹を冷やすと腸の中の細菌が数千倍になって全身へ飛び散ると言われています。
余計な細菌が全身に運ばれてしまえば、それを退治するために免疫機能が酷使され、免疫が疲れたころにインフルエンザウイルスが襲ってきます。

 

冷たいものばかりを食べたり飲んだり、お腹を出して寝ていたりなどはいけません。気をつけましょう!

 

膝の半月板損傷とその後

 

私は、今から15年ほど前に左膝半月板の摘出手術をしています。その当時は現場作業の仕事をしていて、仕事中に作業を終えて荷物を片づけていた時に、左の膝のお皿が横にズレたような感触があり、その日のうちに強い痛みを伴って、左ひざがパンパンに腫れてしまいました。

 

とりあえず近くの接骨院に行きアイシングをして治療を受けたのですが、腫れがひいても痛みは治まらず、膝専門のMRI を撮ってくれる整形外科を探して診察を受けに行きました。
はっきりと、半月板がギザギザにねじ切れていました。そこで筑波の整形外科を紹介してもらって手術を受けました。

 

手術を受けた左ひざは、今では全く痛くなることはありませんが、その手術を受けて入院中に、右膝も少し痛みがあったので、ついでに右膝のMRI も撮ってみたところ、それも切れていると言われました。
左が落ち着いたら右も手術しようね、と医師に言われていましたが、右膝はそのまま痛みもなかったので放置しています。

 

それから15年、右膝に不安がでたことは全くなかったのですが、今年の4月にれもんと筑波山の梅林にお散歩に行って、急斜面を登り下りしていたら、右膝をひねって伸ばしたような感触がありました。
それから右膝に痛みが出て、しばらくはびっこをひいて歩いていました。左膝の半月板損傷を手術した個所と同じ位置の所に痛みが強かったので、完全に右も半月板の損傷が悪化したものだと思っています。
ただし、腫れている感じではありませんでした。

 

元々、半月板が切れている状態なので、このまま痛みが引かなければ手術することも検討しなければなりませんが、さて、本当にこの半月板損傷は回復しないものなのか? いい機会なので色々と自分の体で実験してみたいと思います。

 

まず、痛みと共にどこかしらに炎症も起こしていると思います。しかし、アイシングや湿布で冷やすことはせず、徹底的に温めて、もっとしっかり炎症させる方法をとりました。

 

歩いてみて痛みを強く感じるところを徹底的にカイロを貼って温めました。自分の痛い膝を観察してみて、よく調べてみると、おもしろいことに、膝の周辺の筋に沿って痛みがあり、その位置も毎日のように変化しす。膝の内側の痛みが強くなったり、外側が強くなったり、膝より上のもも側が痛くなったり、下のふくらはぎ側が痛くなったり、変化がある度に、そこをどんどん温めました。

 

痛い箇所をカイロで温めると同時に、皆さんにもお勧めしている『らくらく毛管運動』もしっかりと行っています。

 

痛みの状況ですが、普段の生活の中では、痛めた日から1か月くらいは、じっとしていれば痛みは全くなかったのですが、椅子にすわった状態で右足を浮かせるように持ち上げるような動作で膝に痛みが走りました。階段の上り降りも少し痛かったです。

 

2か月目くらいからは、階段の上り降りは楽になり、歩くのは、始めの2〜3分ならほとんど痛みはなく、それ以上歩くと痛みが走る感じでした。

 

3か月目の終わり頃、ちょうどこれを書いている今ですが、普段の動作で痛みがでることは全くなくなり、階段の上り降りは全く平気になりました。れもんとのお散歩でも30分歩いたり走ったりしても、痛みが走ることはなくなりました。

 

昨日、膝を痛めた筑波山の梅林へ、痛めてから初めてお散歩に行きました。そして、全く平気でした。たった3か月で、よくここまで回復したなと思います。

 

痛めた右膝に関しては、現在も毎日カイロで温めていますし、お散歩や長距離を歩く時などは膝のサポーターをして動きを支えてはいます。

 

4月に痛めた当初は、痛みを気にせず動けるようになるまで、1年〜2年はかかると思っていました。それで痛みが取れなければ、手術と考えていました。

 

しかし、3か月で痛みが取れたのには自分でも驚いています。まだ、1〜2年はしっかりとケアをし、充分に警戒して動くつもりですが、体が、気にしなくていいよ!というサインを出してもいます。

 

痛みが取れるのは、鎮痛とは違います。怪我が回復してとれた痛みに対しては、体が、『動いてもいいよ!』とか、『動きたい!』というサインを送ってきます。自然と何も気にすることなく体が動いてしまう感じです。

 

おそらく私の右膝の半月板は切れているのがくっついたわけではないのでしょうが、それに派生する炎症や痛みは回復することも充分可能なようです。

 

膝の痛い人も多いようですが、慢性的な痛みでも、痛い日もあれば痛くない日もあるというくらいの痛みならば、今回の私の膝のように、ほとんど気にならなくなる程度に回復させることは可能だと思います。

 

痛い時に、よく自分の膝を指圧して調べてみてください。膝だけでなく、その周辺の筋肉や筋を押してみて、痛みを伴うコリを発見したら、そこを徹底的に温めてみてください。

 

そして『らくらく毛管運動』は必須です!!!!!!がんばって行いましょう。

 

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今月のおすすめ

 

膝が痛い時に、どんなサポーターをしたからといって、痛みが和らぐことはないと身をもって知りました。けっこう値段の高いサポーターなんですが、痛みはどうにもならないみたいですね。

 

やっとくと安心くらいのもので、痛みが取れてきたら再発防止のお守りくらいでサポーターをしておく感じに考えておきましょう。

 


 

あとがき

 

毎年のように、猛暑になると熱中症で救急車で運ばれるというニュースが流れます。特に高齢者の人は、暑さによるのどの渇きや体調の変化に対して感覚が鈍くなっていて、倒れるまで気がつかないのが特徴のようです。

 

オプセラピーを受けている人は、神経感覚の働きが改善してきますので、痛みや体の変化に対して、正常に認識できるようになっていきます。これは、様々な病気や気候変化や怪我などに対して、自分自身を守るために有効な防衛システムです。

 

しかし、近年の酷暑は度を超えていますので、適切にクーラーを使うなどの予防措置も必要です。まだまだ、クーラーを使うことを嫌がる人も多いようですが、確かに1日中クーラーにあたっていると体調が悪くなるという気持ちもわかります。
ただ、そのような時にも、37度〜38度のぬるいお湯で、20分〜30分の半身浴をやれば、クーラーによる体の冷えや体調不良にはならなくなります。

 

ぬるいお湯でも体温より少し温度が高いので、体の芯が温まり、しかも入浴中は気化熱で涼しく感じるくらいです。そして、自律神経の緊張が緩みます。

 

半身浴の最大の効果は、自律神経の緊張を緩めることです。これをしておけば、クーラーによる体調不良は防げますので、しっかりと行いましょう。そして、がまんせず、エアコンを上手に使って、体調管理を行い、熱中症対策をしてください。

 

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