インフルエンザについて

インフルエンザについて

インフルエンザについての基礎知識です。

インフルエンザについて

シロハ便り第117号 2018年10月

 

インフルエンザについて

 

 先月、中学校の同窓会があり行ってきました。卒業してから35年の年月が流れ、そして初めての同窓会でした。

 

 当時は校則が厳しい時代で、男子は坊主頭で女子はおかっぱか三つ編みのおさげしか許されておらず、それ以来35年ぶりに再会となったわけです。
 クラスメイトはともかく、クラスの違う同窓生は、『あれ、だれ?』から始まり、全く思い出せない人やなんとなく面影が残っている人まで、いろいろで楽しかったです。

 

 当時の卒業アルバムを持ってきていた人がいて、みんなで見ていたのですが、昭和58年卒業当時のアルバムは白黒で、しかも集合写真だったんですね。 そんなに昔だったのかなあと思いました。

 

 上も下もいない、みんな同い年の昔の友達同士の飲み会が、とても楽しかったです♪

 

インフルエンザについて

 

 猛暑が終わり秋から冬に季節が移ってくるにしたがって体調を崩す人も増えてきます。 その中でも怖いのがインフルエンザの流行です。 イメージとして12月頃から流行りだすように思っていますが、今年は9月の時点でインフルエンザによる学級閉鎖が発生しており油断はできません。
 今回はインフルエンザについての予備知識としていろいろ調べてみました。 

 

 まず、インフルエンザの種類についてですが、大きく分けてA型とB型とC型に分かれます。 その主な特徴は以下のとおり。

 

●A型・・・高熱が出て関節が痛くなる、最も一般的なイメージのあるインフルエンザ
●B型・・・ふつうの風邪くらいの熱しかでないが下痢や腹痛がともなうお腹の風邪のような症状が多い
●C型・・・4歳児以上ではあまりかからない。ほとんどの大人は免疫をもっていて、かかっても鼻水くらい

 

 ということで、やはりやっかいなのはインフルエンザA型です。 重症化すると、肺炎などの呼吸器系の合併症や脳炎・脳症を引き起こすこともあり、高熱が出てのどが痛くなり関節も痛くなります。

 

 (以下、厚生労働省 平成19年12月 インフルエンザ基礎知識からの出典です。)
 A型インフルエンザウイルスはさらに144種類もの型(亜型)に分けられますが、そのうち、人の間でいま流行しているのは、A/H3N2(香港型)と、A/H1N1(ソ連型)の2種類です。これらのウイルスはさらにそれぞれの中で、毎年のように小さい変異をしています。

 

 B型インフルエンザウイルスは2種類(山形型、ビクトリア型)ですが、同様にその中でさらに細かい型に分かれます。

 

 これらのA/H3N2(香港型)、A/H1N1(ソ連型)、B型が同時期に流行することがあるため、同じシーズンの中でA型インフルエンザに2回かかったり、A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることがあるのはこのためです。また、それぞれの細かい型に対する免疫反応(抵抗力)は少しずつ異なるので、人はインフルエンザウイルスの変異に追いつけず何回もインフルエンザにかかることがあります。

 

 また、今までにない新型インフルエンザが出現する可能性もあり、ヒトの間で長い間流行しなかった新しいタイプのインフルエンザウイルスによるインフルエンザへの警戒も高まっています。

 

 現在、ニワトリなどにとって毒性の強い鳥インフルエンザウイルスH5N1の流行が収まらない中、遺伝子が変異してヒトからヒトに感染するタイプになる可能性が最も危惧されています。
 新型ウイルスにはほとんどの人が抗体をもっていませんので、もし流行した場合、爆発的に世界中で大 流行すると考えられています。

 

 インフルエンザの治療に用いられる薬としては、抗 インフルエンザウイルス薬があります。これは、医師 がその必要性を判断して処方されます。 その他、インフルエンザウイルスには直接効果はありませんが、解熱剤やインフルエンザに合併する肺炎 や気管支炎に対する治療として抗生物質等が使用されることがあります。

 

 抗インフルエンザウイルス薬としては、タミフル (一般名:リン酸オセルタミビル)、リレンザ(一般 名:ザナミビル水和物)、シンメトレル(一般名:塩 酸アマンタジン)があります。

 

 抗インフルエンザウイルス薬を適切な時期(発症か ら48時間以内)に使用を開始すると、発熱期間は通 常1〜2日間短縮され、ウイルス排泄量も減少します。 なお、インフルエンザの症状が出てから2日(48 時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待 できません。

 

 インフルエンザワクチンを接種することで、インフ ルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被 害を最小限に留めますが、100%近い効果を期待することはできません。

 

 また、残念ながら十分な効果が現れないこともあります。 ワクチンの接種を受けないでインフルエンザにかかった65歳以上の健常な高齢者について、もしその人が 接種していたら約45%の発病を阻止でき、約80%の 死亡を阻止する効果があったと報告されています。

 

 小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20〜30%で、1歳未満の乳児では対 象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。

 

 さらにワクチンの効果は、年齢、本人の体調、免疫状況、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれているウイルス株の合致状況(流行する ウイルスのタイプの変化)などによっても変わります。

 

 しかし、特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり身の周りの生活を極度に制限される方、又はヒト免疫不全ウイ ルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方)は、インフルエンザが重症化しやすいので、かかりつけの医師とよく相談のうえ、接種することを決めて下さい。

 

 わが国のインフルエンザワクチンは、世界保健機関 (WHO)が推奨したウイルス株を参考にして、前シーズンの流行状況などからその年の流行の中心となるウ イルスを予測して、毎年作られています。 ワクチン接種による免疫の防御に有効なレベルの持続期間はおよそ5ヵ月ですので、毎年流行シーズンの前(12月上旬頃まで)に接種することをお勧めします。 予防の基本は、流行前にワクチンを接種することです。

 

 

 ということですので、皆様適切な予防と対処をするための参考にしてください。 なお、インフルエンザはインフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。 
 つまり、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫(ひまつ)と共に放出されたウイルスを、口や鼻から吸い込むことによって感染します(これを「飛沫感染」といいます)

 

 ということは、うがいや手洗いは基本として、のどに菌が入りづらくすることと、のどに菌がいるうちに退治してしまうことが有効な予防法です。 その方法は、口でなくて鼻で呼吸をすることと、5分〜10分おきにお茶を飲んで菌を胃に流してしまい胃酸で殺してしまうことが有効になります。

 

 あと一番大事なのは、自己免疫力を高めておくことです。 バランスの良い食事と充分で良質の睡眠、お腹を冷やさないこと、ぬるめのお湯で半身浴をしてじっくりと体の中から温めることなどが大切です。

 

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